バズーカで撃っても壊れない!?世界中の兵士を驚かせた伝説の日本銃「有坂銃」。その驚異的な耐久性と精度の秘密に迫ります。
この記事の目次
半世紀にわたり愛された「有坂銃」ブランド
「有坂銃(Arisaka Rifle)」とは、明治時代の技術者・有坂成章(ありさかなりあきら)が開発したボルトアクション式ライフルの総称です。日露戦争から大東亜戦争(太平洋戦争)まで、半世紀近くにわたって日本の主力小銃として使われました。
- 「三十年式歩兵銃」「三八式歩兵銃」「九九式短小銃」など、複数の種類が作られました。
- 有坂銃は単なる一つの銃ではなく、長きにわたり改良され続けた「銃のブランド」と言えます。
米兵も絶賛した「神銃」の耐久性
有坂銃の最大の特徴は、抜群の「耐久性」です。ジャングルでも雪原でも、どんな過酷な環境でも絶対に壊れないその頑丈さは、敵であったアメリカ兵からも「神銃」と絶賛されるほどでした。戦後もハンティング用として人気を博し、アメリカが接収した有坂銃は韓国や中国、東南アジアなど世界中にばら撒かれ、広く使われました。
- バズーカで撃っても壊れないと言われるほどの頑丈さを誇りました。
- 耐久性だけでなく命中精度も高く、スナイパーライフルとしても一級品でした。
- 「丈夫で長持ち」という日本のモノづくりの精神は、戦後の製品だけでなく、明治時代の銃にも宿っていたのです。
【まとめ】世界に名を残す日本の技術力
戦場を生き抜いた無敵の銃「有坂」。その名は、日本の重厚な技術力の結晶として、今も世界に語り継がれています。明治の時代から世界で評判だった日本の技術力には驚かされますね。
Q&A:よくある質問
Q. 「有坂銃」とはどんな銃ですか?
A. 日本の有坂成章が開発したボルトアクション式ライフルのことです。三十年式や三八式、九九式などがあり、日露戦争から太平洋戦争まで長く使われました。
Q. なぜアメリカ兵に人気だったのですか?
A. とにかく頑丈で壊れにくく、命中精度も高かったからです。戦後は狩猟用(ハンティング銃)としても人気がありました。
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