【動画解説】日露戦争でアジアが白人国家に勝利!|世界に与えた衝撃と希望


 

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日本兵vsロシア兵(日露戦争)兵士

 

 

日露戦争での日本の勝利は、植民地支配に苦しむアジアやアフリカの人々に大きな希望を与えた一方で、西洋列強には新たな「脅威」として映りました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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小国・日本がロシア帝国に勝利した衝撃

軍艦(明治時代)

 

日露戦争は、不凍港を求めて南下するロシアと、それを阻止したい日本の間で1904年に勃発しました。当初は圧倒的にロシア有利と思われていましたが、日本は予想外の善戦を見せます。旅順港の攻撃でロシア艦隊を壊滅させ、奉天会戦でロシア軍を退却に追い込み、最後は日本海海戦でバルチック艦隊を撃破。ついにロシアは講和に応じ、ポーツマス条約が結ばれました。

 

  • 日露戦争は、満州や朝鮮半島への進出を狙うロシアと、それを止めたい日本の戦いでした。
  • 旅順港への攻撃や奉天会戦、日本海海戦での勝利により、日本が勝利を収めました。
  • この勝利により、アジアの小国が白人の大国に勝利するという歴史的な出来事となりました。

 

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世界に広がった「希望」と「脅威」

軍艦(明治時代)

 

この日本の勝利は、植民地支配に苦しむアジア、アフリカ、フィリピン、インド、オスマン帝国、東ヨーロッパの人々に大きな希望を与えました。当時トルコでは、子供に「東郷」や「乃木」といった日本の将軍の名前をつけることが流行したほどです。一方で、この日本の強さは西洋列強にとって「脅威」とも映りました。

 

  • 虐げられていた有色人種の人々に、「白人国家にも勝てる」という勇気を与えました。
  • しかし、同盟国であったイギリスでさえ、日本の勝利を複雑な思いで見ていました。
  • 革命家・孫文は、日本の勝利を知ったロンドンの街が静まり返り、恐怖と嫌悪の入り混じった視線を向けていたことを日記に記しています。

 

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【まとめ】西洋対東洋の戦いへの布石

 

日露戦争での勝利は、世界中の被支配民族を勇気づける快挙でしたが、同時に西洋諸国に「黄色人種の脅威(黄禍論)」を抱かせるきっかけにもなりました。日本の台頭は、やがて訪れる「西洋対東洋」という大東亜戦争への布石にもなっていったのです。

 

 

Q&A:よくある質問

画像利用について01 織田信長 はてな

 

Q. 日露戦争の勝利は、海外でどのような反応がありましたか?

日本史01 織田信長のポイント解説

 

A. アジアやトルコなど植民地支配や圧力に苦しむ国々では熱狂的に歓迎され、希望の光となりました。トルコでは子供に日本の将軍の名前をつけるのが流行したそうです。

 

 

 

Q. 西洋諸国は日本の勝利をどう見ていましたか?

日本史02 徳川家康のポイント解説

 

A. 日本の同盟国だったイギリスでさえ、その強さに驚き、恐怖や嫌悪感を抱いたと言われています。孫文の日記によれば、勝利のニュースが流れたロンドンの街は静まり返っていたそうです。

 

 

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