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今週もお疲れ様!老獪な狸爺と言われる家康だけど。。

09/07/2021


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ 徳川家康

 

ほのぼの日本史TVをご覧の皆さん、今週もお疲れ様でした。今回のお疲れキャラは徳川家康です。

 

70歳を超えた渋沢栄一は財界を引退

 

さて、老獪な狸爺と言われる家康ですが、渋沢栄一は、そんな家康をそこまで老獪ではないと言いました。例えば、国家安康の碑文で知られる方広寺事件で家康は釈明にきた片桐勝元に対し

 

①領国を郡山に国替えせよ

②淀殿を江戸に人質に入れろとか

③豊臣家も諸大名並に江戸に参勤しろ

 

など、厳しい条件を突きつけますが同時に淀殿が送り込んできた大蔵局たち女臈には、「何も心配はするなゆっくり遊んで帰るがいい」と笑顔であしらい、正反対の対応をし結局大坂方は疑心暗鬼に陥り片桐勝元を退けました。

 

しかし、これについて栄一は家康は、女衆に難しい話をしてもとても分かるまいと考えて適当にあしらい勝元にだけ本心を述べたと推測します。確かに、事情を知らない女臈たちに家康が勝元に言ったような事を言ってもただ、無暗に驚かせ、狼狽させるだけで可哀想な事態になるだけです。この点については渋沢栄一の意見の方が筋が通るような気がします。

 

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カワウソ編集長

カワウソ編集長

日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
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