今週もお疲れ様!男は人前で涙を流すものではないという教え


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ様でした 西郷隆盛

 

ほのぼの日本史をご覧の皆さん、今週もお疲れ様でした。

今回のお疲れキャラは西郷どんです。涙は女の武器と言いますが、西郷どんにとっても涙は武器でした。

 

Tears-saigo-takamori(涙する西郷隆盛)

 

当時は、男は人前で涙を流すものではないという教えが今以上に強固でしたが西郷どんは感激する出来事があると人目をはばかる事無く涙を流しました。鳥羽伏見の戦いの後、新政府軍は江戸に向かって進軍しますが軍資金の不足で琵琶湖近くに駐屯を余儀なくされました。

 

この時、祇園の茶屋の仲居をしていたお辰という女性が西郷どんを追ってきて今、まさに乗馬して、全軍を閲兵している西郷どんに取りすがり「いかずとおくれやす いかずとおくれやす」と必死になって引き止めました。

 

この時、西郷どんは全軍の前で少しも恥ずかしがる事無く「お辰泣くな お辰泣くな」と涙声になって慰めたそうです。

 

その様子を見て全将兵は白けるどころか、シーンとなって静かに感動していたとか、このように西郷どんは建前よりも素直な感情を優先する人だったのです。涙が男の武器になるというのは現在でもあり、例えば女ったらしのプレイボーイは親しくなったターゲットの女性の前で悩みを打ち明けて泣いてみせる事で女性を動揺させ心を掴むそうです。

 

特にアラフォーやアラフィフの女性は男は泣くものではないと教育を受けた父親を当たり前に見ているので男性の涙に動揺して心を掴まれてしまうとか心当たりがある女性は用心して下さい。

 

参考文献:西郷隆盛 維新150年目の真実

 

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カワウソ編集長

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日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
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