江戸時代の火事の原因1位はタバコだった!

09/08/2021


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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炎上する城b(モブ)

 

江戸時代の火事の原因トップはタバコだったようです。タバコと言っても現在の紙巻きたばこではありません。煙管に刻み煙草を詰めて吹かすタイプです。花の慶次で前田慶次がやっているアレですね。

 

では、どうしてタバコが火事の原因なのか?

 

それは煙管の燃えカスでした。刻み煙草は、一度火をつけて吸えば、それで終わりで煙管から燃えカスを落としてまた詰めます。この燃えカスがちゃんと処理できないでどこかに飛んでいき、燃えやすいものに引火して火事になる事が多かったのです。

 

炎上する城a(モブ)

 

もう一つは寝たばこで煙管を吹かしている間に眠くなり燃えカスがポロリと落ちて畳や寝具を焼き気が付くと一面火で包まれるケースもあったとか。

 

そりゃあ、一回ごとに煙管から燃えカスを落とすのでかなり注意しないと、燃えカスが何処に飛んでも気づかなさそうですね。それでも喫煙人口は増加するばかりでタバコを原因とする火事の被害は減りませんでした。

 

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カワウソ編集長

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