広告

今週もお疲れ様!ぶっ飛んでいる政宗の外科手術

27/05/2022


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 ほのぼの日本史レポート引用について



今週もお疲れ様でした 伊達政宗

 

ほのぼの日本史チャンネルをご覧のみなさん、今週も一週間お疲れ様でした。今回のお疲れキャラは伊達政宗です。

 

伊達政宗 

 

死ぬ10年位前までは本気で天下を狙っていたらしい政宗。秀吉の奥州仕置きが気に食わないと極秘に葛西・大崎大一揆を扇動したらバレてしまい一揆鎮圧を命じられた上に罰として領地を移動させられるなど「痛い失敗」も多い人です。

 

book-Suikoden(水滸伝-書類)

そんな政宗の行状を回想した木村宇右衛門覚書には、政宗が持病の積聚に苦しみ、寵臣の片倉小十郎に頼んで外科手術を試みたという話があります。本当なら南蛮流に刃物を焼いてお腹を開くつもりだったようですが「それでは切腹みたいで縁起が悪い」と小十郎は馬小屋から丸い金具を持ち出して火で炙り、それで政宗の腹を開いたみたいなお話です。

 

いかに万能な小十郎でも、外科手術までは出来ないと思うので思い違いかホラ話だと思いますが政宗が積聚に苦しんだのは事実のようです。政宗を巡る逸話には、天然痘で片目が飛び出し人前に出る事を厭うようになった政宗に対し片倉小十郎が飛び出した目を刀でえぐり取り、政宗に覚悟を促したという話があります。もしかすると長い年月で外科手術の話が飛び出した目をえぐり取った話に変化したかも知れません。

 

関連記事:相馬義胤はどんな人?伊達政宗絶対許さんマンの正々堂々人生

関連記事:戦国大名の旗にはどんな意味があるの?戦国大名たちが掲げてている馬印を解説

 

ほのぼの日本史Youtubeチャンネル

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
カワウソ編集長

カワウソ編集長

日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
【好きな歴史人物】
勝海舟、西郷隆盛、織田信長

-おつかれさま
-