「鎌倉殿の13人」第21話:鎌倉の民悲鳴!八重さんロス&大姫メンヘラ化で今度もネットがざわつく


桁外れの金持ちだった藤原秀衡

 

鎌倉殿の13人、第21話の冒頭は源頼朝が奥州平泉に攻めこむ所からはじまります。

 

義時は奥州藤原氏の当主である藤原泰衡に義経の首を差し出せば奥州は安泰と吹きこんで義経の首を獲らせましたがすでに頼朝には義経の首などどうでもよく平泉を滅ぼして日本を統一する事しか頭にないのです。

 

平家の横暴に辟易している北条義時

 

そして小四郎の気分は重くなるのでした。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


「鎌倉殿の13人」第21話に八田知家登場

八田知家

 

ドラマの冒頭で鎌倉を見降ろす小四郎と土肥実平、九郎を殺してしまった事をひきずる小四郎に実平が声をかけています。本当に九郎殿を殺す必要があったのか、惜しい男を亡くしたと実平は残念がっていました。

 

そこにやってくるのが、鎌倉の道を聖域もなにも関係なく、斧で切り開く北関東の御家人、市原隼人演じる八田知家です。

 

 

罰が当たるのが怖くないのかと問う実平に対し、知家は命じたのは鎌倉殿だから罰が当たるなら鎌倉殿にあたると平気な顔です。そして知家は、1人の孤児を小四郎に見せ、あんたの所では孤児を預かっているらしいな、こいつも面倒を見てやってくれと頼みます。その少年の名前は鶴丸と言いました。

 

今回は、この鶴丸の存在が物語の核になります。

 

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はじめての平安時代

 

 

「鎌倉殿の13人」第21話にまたも登場!首桶

遅刻する坂東武士にキレる源頼朝

 

奥州藤原氏が百年の栄華でため込んだ金銀財宝を前に感慨深げな頼朝、その傍に控える義時と安達盛長。そこに藤原泰衡の首桶がやってきます。鎌倉殿では外せないマストアイテムです。

 

首を獲ったのは泰衡の家人である河田次郎で、恩賞を期待して顔が輝いています。しかし、頼朝はさも不愉快そうに、首桶の中身を小四郎に確認させてから、「主君の恩を忘れて損得で主を殺すとはなんたる不忠者、顔もみとうないわ」と吐き捨て和田義盛に即刻首を刎ねるように命じます。

 

 

 

あまりの事に頼朝を罵倒する河田次郎ですが、空しく怪力の和田義盛に引き立てられていきました。

 

初代・征夷大将軍、源頼朝

 

「皆の者、よく聞け、これから大事になるのは忠義の心であるぞ」お前が言うな!と突っ込みたい頼朝のセリフですが、小四郎は浮かない顔です。頼朝は即座に小四郎が九郎を討った事を気に病んでいると見抜き、

 

「自分のおこないを自分で裁くな!お前のおこないは天が裁く」と開き直った事を言いました。そして「わしの行いが間違っていたら、その時は天罰を甘んじて受ける」と豪語しました。

 

内容に納得がいかないkawauso様

 

意味深なセリフですね、この天罰というワードが頼朝の死に繋がっていくのでしょうか?

 

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はじめての鎌倉時代

 

 

おまゆう!ゴッシー

ワイルドすぎる木曾義仲にキレた後白河法皇.jpg

 

頼朝は「奥州征伐の褒美は何がよい」と尋ねてきた都の後白河法皇に対し、奥州合戦は私戦なので恩賞はいりませぬと突っぱねます。後白河法皇は「頼朝め、生意気な事を」と忌々しそうにつぶやきます。

 

ここで側近の平知康が「頼朝が上洛を計画しているそうです。もしかして、法皇様が頼朝追討の院宣を出した事を怒っていて責める気では?」といらん事を言いました。ここでゴッシーお得意の、嫌じゃ嫌じゃが始まります。

 

そして

「ああ…こんな時に平家がいてくれたらのぉ~、義仲ぁ~九郎ぉ~お前達、なんで滅んでしもうたんじゃ~」とスーパーおまゆうな事を喚きました。

 

 

これには、さすがに丹後局もゴッシーの身勝手さに呆れ「それもこれも、全て法皇様がお望みになった事です」とピシっと突っ込みそれでも身から出たサビを認めないゴッシーは、平知康に「お前は、いつもワシの言う事をハイハイ聞いておるのぉ?なんで、止めなかったんじゃあ!この役立たず」とキレます。

 

自らの武力を持たず、平清盛源義仲、源義経と勢力を持つ人間を潰し合わせ勢力を維持したゴッシーですが、気が付けば頼朝一強の勢力図を自分で招いてしまったんですね。無力な3人の立ち位置がタイムボカンの悪党3人組に見えました。

 

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源頼朝

 

 

 

頼朝、デリカシーゼロ

京都御所

 

舞台は移動して鎌倉、今日は小四郎と八重さんが嫡男の金剛を連れて御所に来ています。眉目秀麗で礼儀正しい金剛と、いかにもワガママなわんぱく坊主という感じの万寿が、はじめて引き合わされ、2人は庭で一緒に遊び始めました。その場には、頼朝と政子、そして小四郎と八重の4名になります。

 

考えてみると八重と頼朝は元夫婦、政子は今の頼朝の妻、なんとなく気まずい空気が流れました。ところが、頼朝だけはそんな空気は関係ないとばかりに八重に伊豆に戻ったかと話しかけ、八重が伊豆には辛い思い出ばかりなので戻ってないと答えると、一方的に昔、八重と夫婦だった頃の伊豆の思い出を語り始めたのです。

 

これには、現、八重の夫の小四郎も居心地が悪そうで、現頼朝の妻の政子も信じられないという顔で頼朝を見ています。政子はそれとなく話題を八重が面倒を見ている孤児の話にしますが、空気を読まない頼朝は、何度も八重との思い出をほじくり返す始末。

 

源頼朝の浮気相手の屋敷を破壊する北条政子

 

ついに不愉快ですとブチ切れた政子

 

 

ド正論をぶつけられた頼朝は、雑談は終わりじゃと不愉快になり小四郎を連れて奥に引き上げていきました。

 

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源義経

 

 

時政パパに待望の男子が誕生

北条時政

 

1189年12月、北条時政とりくの間に待ち望んだ男子が誕生します。後に元服し北条政範の名を与えられ、時政とりくの運命を大きく変える運命の子ですが、それは、まだ当分先のお話。久しぶりに北条一門が集まり、賑やかな雰囲気に包まれます。

 

集まったのは御台所の政子、実衣と阿野全成、さらに畠山重忠も時政の娘を娶り、おまけに娘が懐妊したと嬉しい報告を持ってきました。

 

畠山重忠

これで、北条氏の将来も明るいと皆が和気あいあいな時に、オカルト不思議ちゃんになった大姫が周囲の雰囲気を恐怖のどん底に突き落とします。

 

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北条義時

 

 

暴走!オカルト少女 葵

大姫 女性 鎌倉

 

登場した瞬間からただならぬ雰囲気を持って祖父の時政の前に現れる大姫

 

なぜか彼女は「私は葵です」と言うと、時政に元気がない生気が赤ちゃんに吸い取られていると不吉な事を言い、生気を吸い取られない呪文とやらを時政の前で唱え、さらに時政に唱えるように言います。

 

 

「もう、歳だからジイジは覚えられないよ」とやんわりと断る時政に、じゃあ、紙に書いてあげると一旦は奥に引っ込む、大姫改め、葵ちゃん。

 

この隙に小四郎は、金剛を「外で遊んでおいで」と、その場から離します。全体的に空気が凍り付きますが、その中で今度はりくが癇癪を起します。

 

りく(牧の方) 女性 鎌倉殿の13人

 

「大体、北条家の一門は緊張感がなさすぎます。比企殿は、奥州攻めでも能員殿が大将軍の役職を賜ったとか、重忠殿!あなたは比企殿に差をつけられているのではないですか?」

比企能員 鎌倉

 

いきなり叱責されて、いや、比企殿が特別お引き立てを受けているとは考えておりませんがと弁解する重忠。

 

りくの癇癪は、小四郎や八重にも飛び火し、八重に対しては孤児の面倒を見るよりも、北条の嫁として、ほかにやる事があるのではないですか?とか、金剛を庶民と一緒に育てたりして大丈夫なのですかと家の事に口を挟みます。

 

そこから葵に頼まれて、魔除けになるという鰯の干物を持ってくる時政の子、北条時房。

 

超絶楽天的な北条時政

 

鰯の干物の臭いで皆が鼻をつまむなか、時政は伊豆に奥州征伐戦勝祈願の寺を建立したから見に行こうと小四郎を誘って鎌倉を出るのでした。

 

全体としてBGMが間抜けな感じだったので、大姫のオカルトぶりは少しユーモラスに見えましたが、心の状態は絶不調な感じで実衣も心配していますが、政子は年頃の娘はオカルトにハマる事もあると不安を打ち消そうとします。しかし、そこで小四郎が義高殿を殺してしまったのは自分のせいだと後悔の言葉を口にし、また政子を怒らせていました。

 

 

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鎌倉殿の13人

 

八重の死

八重姫(女性) 鎌倉殿の13人

 

場面は変わり、八重が孤児たちを連れて川遊びをさせています。そこに居合わせたのは三浦義村です。金剛と義村の娘は同い年くらいで仲が良く、義村は近いうちに夫婦にするかと軽口を叩きます。

 

ここで八重は、最近小四郎に元気がない奥州で何かあったのかと義村に聞きますが、「九郎を欺いて殺しました」なんて話せる筈もなく「さあな…」とはぐらかしました。

 

そして、義村が厠と言って川の傍を離れた時、事件が起きます。鶴丸が川の深い所に取り残されて、戻ってこれずに泣いているのです。川の流れは早く、周囲の大人はおろおろするばかりで助けにいけません。

 

八重は、鶴丸がかつて川で溺れ死にした千鶴丸と重なり、川に入っていきました。

 

大活躍する三浦義村

 

そこに、厠から戻った義村、八重が川に入った事を知ると上着と刀を捨てて見事な大胸筋を披露しつつ、川の真ん中まで入って行き、八重から鶴丸を受け取りました。

 

そして、義村が鶴丸を無事に向こう岸に送り届けてから川を見ると、すでに八重の姿は見えなくなっていたのです。八重が川に流された事は政子や実衣、そして頼朝にも伝わりました。

 

頼朝は鎌倉中の御家人を総動員して川を探せと命じますが、大姫は「助かりっこないわ、きっともう亡くなっている」と不謹慎な事をいい、政子に叱られていました。しかし願いも空しく、八重は冷たくなって発見された事が、仁田忠常から政子に伝えられました。皮肉にもその時、小四郎は時政と伊豆に向かい留守でした。

 

鎌倉仏像(仏教)

 

仏師の運慶が彫り上げた阿弥陀如来の顔を見上げ、何故か、妻と息子の顔を思い出しましたと運慶に語る小四郎。結局、第21話では八重の死を知る事は出来ませんでした。これは、第22話が冒頭から哀しい話になりそうです。

 

 

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元寇

 

 

次回はまた善児

善児 鎌倉

 

さーて、来週の鎌倉殿は

 

 

へえ、善児です。なんか知らないけど、鎌倉殿への不信が膨らんでいるようですな。面倒くさいんで殺っちゃいましょうか?

 

いやいや、面倒なんでやっちまいましょうよ

来週もまた見て下さいね~ んがんぐ

 

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カワウソ編集長

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