今週もお疲れ様!人材登用の為に相撲に没頭したお話

07/05/2021


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ様でした 前田慶次

 

ほのぼの日本史をご覧の皆様、今週もお疲れさまでした。今回のお疲れキャラは前田慶次郎です。今回は、前田慶次も関係ない事はない織田信長と相撲のお話。

 

信長とマブタチな破天荒すぎる近衛前久

 

信長が相撲好きである事はよく知られています。しかし信長は娯楽で相撲を見ていたわけではありませんでした。信長が相撲に没頭したのは人材登用の為です。相撲は完全な個人の実力の世界なので人間の強さを見極められると思ったのか信長は節目、節目で相撲大会を開きそこで優勝した力士を召し抱えました。

 

中には鉄砲屋与四郎のように罪を犯して入牢していた人間でも、相撲に勝利したという理由で百石の知行を与え熨斗つきの太刀、脇差、馬具を与えています。逆に考えると信長は、相撲に入れ込んで見せる事で、全国各地の有能な人材を集めやすくしたのかも知れません。

 

何故なら、相撲は裸一貫ですし、力自慢なら身分の制限はありません。なんの伝手もない貧しい人材が正規ルートで信長に面会するのは大変ですが相撲なら勝ち上がれれば対面できるのです。信長が相撲で取り立てた人材は鉄砲屋与四郎を加えて、鯰江又一郎、青地真右衛門、伴正林、等がいます。

 

参考文献:酒が語る日本史 河出文庫

 

 

はじめての戦国時代

 

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カワウソ編集長

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日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
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