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今週もお疲れ様!よく前線に出た上杉謙信

28/01/2022


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ 上杉謙信

 

ほのぼの日本史をご覧の皆さん今週も一週間お疲れさまでした。今回のお疲れキャラは上杉謙信です。

 

上杉謙信

 

上杉謙信は、よく前線に出て行く大将だったようで関白近衛前久は、第四次川中島で謙信が「自身太刀打ちをしたのは珍しくないが、この上ない名誉と称えています」では、どうして謙信はよく前線に出たのか?

 

上杉謙信と武田信玄の戦争

 

これは謙信の戦術が信玄を殺す為に特化していたからであるようです。上杉謙信は亡命してきた村上義清から信玄を負傷させたフォーメーションを伝授されました。それは、鉄砲、弓、長槍、騎兵を相互に組み合わせたもので、まず、鉄砲の一斉射撃で敵の旗本を散らせ、次に矢を雨あられと降らせてバラバラにした上で槍兵を突入させて敵陣を混乱させ、最後尾の騎兵が左右から敵の旗本を挟撃するものであり、戦国史上初めて村上義清が上田原の戦いで用い武田晴信を負傷させるほどに追い詰めたものでした。

 

 

上杉謙信

 

ただし、この戦い方は士気が重要なので400名ほどの編成の中心に大将格の武将が必要でした。この部隊は戦況に関係なく敵将の首を挙げるのが目的なので高い士気が必要で、どうしても総大将が中心で命を張る必要があったのです。

 

村上義清

 

村上義清から上杉謙信に伝授されたフォーメーションは信玄を苦戦させ、何度も手傷を負わせています。そして、このフォーメーションは武田、北条、上杉のデフォルトとなり、やがて東国の戦国大名と戦う西国の柴田勝家や明智光秀に伝わっていき、備(そなえ)と称される日本独自の戦闘フォーメーションになります。

 

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織田信長スペシャル

 

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カワウソ編集長

カワウソ編集長

日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
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