ほのぼの日本史をご覧の皆さん 今週も一週間お疲れ様でした。今回のイラストは、絶世の美女と謳われた 織田信長の妹(従妹とも)お市の方です。お市は戦国ドラマや小説では 秀吉を毛嫌いしていたとされがちですが、当時の史料に市が秀吉を嫌っていたとする史料は見いだせないそうです。
もっとも好いていたという史料もないので 何とも思っていなかった辺りがリアルかもですが… ただ、心底嫌っているならば、大事な娘3人を秀吉に託すとも思えないので少なくとも、秀吉が娘3人に危害を加える事はないと見越し北ノ庄の城から出したのだと思います。
逆に秀吉が清須会議で勝家の不満を抑える為に密かにお市に思いを寄せていた勝家に配慮して市を輿入れさせたという話もあるそうです。そうだとすれば、 秀吉は特にお市に執着していない事になりお市は、秀吉を毛嫌いして降伏を拒否し自害したのではなく妻として勝家と共に死ぬことを選んだ事になりますね。