江戸時代の寺子屋は基本的に男女共学でした。そして、育ち盛りの子供が通う寺子屋なので、ケンカやいたずら、いじめも日常茶飯事であり、必然的に校則のようなものが出来ます。
この寺子屋の校則は男女で違いがあったようで男子の場合には、父母と師匠の申しつけを守る服装を正しくして礼節を重んじるけんかや口論、いたずらをしない、などなど女子の場合には、顔の良し悪しを言わない。
着物の良し悪しを言わない。家の暮らし向きの事を言わない。告げ口や無駄口、わがままを言わない。友達や男子の噂話をしない。このように分かれていたようです。
参考文献:日本人なら知っておきたい江戸の庶民の朝から晩まで KAWADE夢文庫
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