ほのぼの日本史をご覧の皆さん、今週も一週間お疲れさまでした。今回のお疲れキャラは織田信長です。
織田信長と言うと相撲好きのイメージですが、実は相撲が盛んなのは戦国時代は西国に限られ東国ではあまり盛んではありませんでした。信長も鷹狩りや遠乗りは趣味でも相撲は関心の外でした。そんな信長が相撲の面白さに目覚めたのは元亀元年2月、近江の常楽寺に相撲のセミプロを集めた取組からです。小規模ながら、その取組は面白かった模様で以来、信長は度々相撲大会を開催するようになります。
特に天正六年の8月の安土での相撲大会では、1500人もの力士を集め、その中の選抜した16人に対し信長は百石の知行と屋敷を与えたそうで褒美も桁違いです。信長は朝から晩まで取り組みを見て飽きなかったそうで大変な集中力である事が分かります。
信長はどうして相撲が好きなのか?
本人に聞いた事はないので分かりませんが、逸話を見ていると、必ずしも体が大きく力が強い者が勝つとは限らず一瞬の力士の機転で小兵が巨漢力士を転がすその瞬間が好きだったようです。
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