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今週もお疲れさま!物売りに扮する宴会芸が持ちネタだった家康

12/12/2020


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ 徳川家康

 

ほのぼの日本史をご覧の皆さん、 今週もお疲れ様でした。

 

今回は家康さんが晩御飯を造っているイラストです。さて、弱小とはいえ歴とした武家に生まれた家康ですが家柄に似合わず、物売りに扮する宴会芸が持ちネタだったようです。

 

晩年奇行が多い豊臣秀吉

 

太閤記の記述によると文禄3年(1594年)6月朝鮮出兵の前線基地名護屋城にいた秀吉は退屈しのぎに瓜畑で仮装大会を思いつきます。 ここで秀吉は瓜売りに扮し、家康は籠やザル売りに扮したそうです。

 

この仮装大会の評価ポイントはいかにうまく仮装できるかに加えて売り口上の見事さにありました。秀吉は 「味よし瓜めされ候え」と本当の瓜売りそっくりに配下の戦国大名に声をかけたそうです。

 

おそらく家康も本物の籠売りのように声を張り上げて売り口上を謳った事でしょう。農民上がりの秀吉の意を汲むように物売りの口上を練習した家康のしたたかさが見える逸話です。

 

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カワウソ編集長

カワウソ編集長

日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
【好きな歴史人物】
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-おつかれさま