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【明治時代の雑学】三菱の創業者の岩崎弥太郎とインサイダー取引

23/07/2021


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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岩崎弥太郎

 

三菱の創業者の岩崎弥太郎。明治初期には岩崎弥太郎の郵便汽船三菱会社と渋沢栄一、益田孝、井上薫の共同運輸が激しい経営競争を演じています。

 

青天を衝けの表紙風の渋沢栄一

 

2021年の大河ドラマ『青天を衝け』でも、このシーンは描かれるかも知れません。岩崎弥太郎役は見た目がそっくりなクワマンでお願いします。さて、この岩崎弥太郎、金儲けの最初の契機はインサイダー取引でした。弥太郎は明治政府が新貨幣を発行し、それと同時に旧藩の藩札を買い取るという情報を同藩の後藤象二郎から入手します。

 

こうして弥太郎は10万両の資金をかきあつめて藩札を二束三文で大量に購入し、これを明治政府に売りつけて莫大な富を得たのです。今なら完全なインサイダー取引で逮捕されるレベルですが、当時は曖昧なルールなので問題にされませんでした。よくない事とはいえ、ビジネスチャンスを掴んで即行動は流石は政商と呼ばれた人物なだけはあります。

 

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ガンバレ徳川

 

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カワウソ編集長

カワウソ編集長

日本史というと中国史や世界史よりチマチマして敵味方が激しく入れ替わるのでとっつきにくいですが、どうしてそうなったか?ポイントをつかむと驚くほどにスイスイと内容が入ってきます、そんなポイントを皆さんにお伝えしますね。日本史を勉強すると、今の政治まで見えてきますよ。
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