「鎌倉殿の13人」第24話:蒲殿助命と思わせて最後は...鬼脚本にネット民愕然!丹後局の圧迫面接に大姫涙目の衝撃


鎌倉殿13人 北条義時

 

今回のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人第24話は「変わらぬ人」です。頼朝に疑われた範頼は起請文を書いて、潔白を証明しますが、猜疑心の塊である頼朝は信じず、それに大江広元も加わり、絶対絶命の蒲殿。

 

一方で大姫を輿入れさせたい頼朝は、政子に何とかするように命じ、鎌倉一のエンターテイナー阿野全成が大活躍?

それでは、本編を見てみましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

yuki tabata(田畑 雄貴)おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、姉妹メディア「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


帰ってきた源頼朝

北条政子は源頼朝に激怒

 

曾我兄弟の暗殺計画を、夜這いで回避した頼朝に政子は安堵の表情を浮かべます。まさか夜這いのお陰で逃げ切れたと言えない頼朝は、わしはまだまだ死なないと強気ですが、すぐに小四郎に範頼を呼んでくるように命じます。範頼は、三善康信と共に弱り切っています。

 

食糧不足に陥る源範頼

 

すでに、京都に派遣した二代目鎌倉殿就任を要請する文書は梶原景時が押収して頼朝の手に渡っていました。

 

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はじめての平安時代

 

 

風邪を口実に逃げる比企能員

比企能員 鎌倉

 

三善康信は、今回の事は比企殿が張本人だから、比企殿に口添えを頼もうと範頼に進言、範頼も比企の屋敷に向かいます。比企能員は、自分が原因だからと範頼に会おうとしますが、みちが引き止めます。

 

事態は謀反になっていて、少しでも関われば比企の家がどうなるか分からないと言うのです。しかし、言い出したのは私だと能員が言うと「口車に乗る方が悪いのです」と畳みかけるみち、比企能員は考えこみますが、みちの言い分を聞いて仮病を使いました。

 

 

「能員は風邪で寝込んでいる」と伝えるみちに、範頼は仮病だと知りながら何も言わず「そうですか風邪は寝るのが一番です」と比企屋敷を後にしました。

 

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はじめての鎌倉時代

 

 

頼朝に愛想が尽きた蒲殿

行政権を握り敵が多くなった北条義時

 

そこに小四郎がやってきて、頼朝が呼んでいると報告。小四郎は「黒幕は比企殿では」聞きますが、よい人範頼は全て自分の決断だと能員を庇います。

 

 

範頼は起請文を書いて潔白を証明しようとしますが、疑り深い頼朝に無理難題を言われ、大江広元には起請文の文言でケチをつけられ愛想が尽きて弁明を止めてしまいます。

 

源頼朝に重宝された大江広元

 

頼朝は範頼を伊豆の修善寺に無期限で島流しと決定しました。今まで必死に忠義を尽くしたのに、頼朝には何も伝わっていなかった。それを悟った時の蒲殿の空しい表情と涙目が印象的でした。

 

源頼朝は源範頼を伊豆に流罪させる

 

伊豆に入った範頼は、自分は背伸びしすぎていたのかも知れないと時政に語り、時政も、時々、自分が大それたことをしているのじゃねえかと思うと答えます。

 

範頼は、引っ込んでいるのは自分だけで十分と言い、時政に「兄を宜しく」と頭を下げました。鎌倉殿の範頼は、どこまでも良い人であり良い人は死ぬという鎌倉殿の死亡フラグを次々に踏みぬいていきます。

 

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源頼朝

 

 

私は死神ではない

岡崎義実

 

同じ頃、曾我兄弟を唆したとして、岡崎義実も出家させられていました。そこにやってきた梶原景時、すでに景時=死神と考えている義実は、「死ぬ前にもう一度鎌倉殿に会わせてくれねえか」と持ちかけます。

 

御家人の行動を監視して源頼朝に報告する梶原景時

 

「殺すつもりなら、出家などさせぬ」ぶっきら棒に答える景時。

「そうか、あんたは、こういう仕事もしてたんだな」

 

皮肉交じりに景時に言う義実。

「鎌倉殿は、真っ先に挙兵に応じた、そなたの忠義を忘れておらん」

 

 

 

その事に免じての赦免だと知り義実は「そういや、あったな、そんな事も」と遠い目をしました。

 

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源義経

 

 

阿野全成がイタコ芸を開発

法力を持つと自称していた阿野全成

 

一方、大姫の容体は回復していましたが、後白河法皇の崩御で入内の話は一度流れていました。頼朝はそれではと公卿の一条高能と縁組しようと2人を会わせますが、大姫は、私には木曾義高という許嫁がいるとして高能を振りました。

 

頼朝は怒り、いい加減に大姫に義高を諦めさせよと政子に命じます。

 

阿野全成 鎌倉

 

そこで登場するのがラブリー坊主、阿野全成、新しい法力を獲得し、死者を呼び出す事が出来ると、いつの間にか密教ではなく、イタコのような存在になっています。

 

神妙な声で義高の霊を呼び出そうとする全成ですが、「大姫はどうせ呼び出すなら紫式部がいい」と2年後の大河の番宣のような事を言い出します。実衣が心配そうに「紫式部できる?」と確認すると全成は小声で「無理」と拒否します。

 

 

北条政子による「承久の乱」の名演説

 

政子が「今日は義高殿にしておきなさい」と大姫を説得すると、全成渾身の義高の声真似が始まり、それは少し似ているのですが、大姫が嘘のデートの話を振ると、あっさり誘導尋問に引っ掛かり撃沈。

 

 

私、ものすごく腹が立っていますと大姫は部屋を出てきます。もう少し、義高をリサーチしてからイタコ芸はやるべきでしたね。

 

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北条義時

 

 

大姫、巴御前に背中を押される

戦場で小鳥を拾う純粋な和田義盛

 

大姫は養育係の足立遠元に、和田義盛の所にいる巴御前に会わせてくれるようにお願いします。大姫は、最近、義高の声や顔、ぬくもりを思い出せなくなり、それが不安で巴御前に義高の思い出話をしてもらいたかったのです。

 

 

木曾義仲とラブラブな巴御前(女性)

 

しかし、巴御前は私も義仲様が死んだ時に自分も死のうと思ったけど、和田殿に救われ、今は生きていて良かったと思っていると答え、大姫にあなたも義高殿の事は忘れ、前に進むべき時が来ていると元気づけました。

 

 

 

 

大姫は、気持が吹っ切れたかのように、自ら頼朝に対し、天皇に入内する件、話を進めて欲しいと頼みます。ただ、それは大姫の願いというより苦労をかけた両親に対する恩返しでした。

 

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鎌倉殿の13人

 

 

丹後局の圧迫面接

丹後局(女性)

 

頼朝は大姫の入内(じゅだい)(天皇への輿入れ)を進めるべく、二度目の上洛を果たします。しかし、初回の上洛とは違い、後白河法皇が死んだ事で九条兼実の権勢は衰え、後鳥羽天皇の妃を出している中納言土御門通親と、尼になった後白河法皇の寵妃、丹後局の権力が強くなっていました。

 

政子と共に丹後局と会見した大姫ですが、田舎者の世間知らずが武力さえあれば、何でもできると思い上がって厚かましいにも程があると罵倒されてしまいます。

 

 

入内とは京都の公卿にとって、一門の命運を懸ける生きるか死ぬかの戦争であり、そんな事も分からない軽い気持ちの入内なら、最初から無理だから止めろと丹後局は心構えを説いたのです。

 

しかし、勝ち気で修羅場をくぐった政子と違い、ようやく20歳の大姫にとっては、丹後局の言葉は厳しすぎ、怖くなった大姫は宿泊していた屋敷を夜中に逃げ出しました。

 

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北条政子

 

 

自分の為に生きるのが本当の幸福

すぐに女性を口説こうとする三浦義村 修正a

 

同じ頃、上洛していた三浦義村は苛立っています。北条氏の娘である大姫が天皇の妃になり子供が生まれ即位すれば、北条時政は天皇の外曾祖父(がいそうそふ)。幼馴染の小四郎は天皇の外叔父です。

 

そうなれば、ただでさえ開きすぎている三浦と北条の地位が増々開くと焦っているのです。

 

すぐに女性を口説こうとする三浦義村

 

しかし、義村の父、義澄は「四郎(時政)がどんだけ偉くなろうと幼馴染は幼馴染、生意気な事を言ったら、小突いてやるよ」と呑気に笑っています。(オヤジ、そういう事じゃねえんだよ…)義村は呆れて、明日も早いから帰って寝ると出ていきました。

 

十数年以上も木曽義高を想う傷ついた大姫(女性)

 

その時、生憎雨が降り出し、軒先で雨宿りをしていると義村は雨に濡れて震えている大姫に偶然に出会います。朝廷が怖くなり、鎌倉に帰りたくなっている大姫に対し、義村は「天皇の妃になってそれが何になります。

 

毎日のようにこんま事が繰り返されるだけ、それではあなたは耐えられない。もう鎌倉殿も北条の事も忘れましょう。人は幸せのために生きる、当たり前の事です」

 

 

大姫の幸せは義高と共に生きる事でした。

 

木曽義高を慕い仲が良かった大姫(女性)

それを振り切り、父母の為に入内しようと考えたばかりで180度違う義村の言葉を聞き、混乱した大姫は、高熱を発して倒れ鎌倉に戻りますが、回復せず危篤となります。

 

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元寇

 

 

大姫の最期

木曽義高死去を知り病に臥す大姫(女性)

 

何も口にしなくなった大姫は政子に聞きます。

「私は、私の幸せのために生きていいの?」

「もちろん、あなたの幸せのために生きなさい」

「幸せに生きるとは、死にたい時に死ぬ事」

「そんな母が悲しむような事を言わないで頂戴」

涙声になる政子

 

 

「私は死ぬことは怖くない、だって死んだら義高様に会えるから、楽しみで仕方ない」

 

純愛を貫いて死んだ大姫(女性)

 

幸せに生きる事が出来なかった大姫は、自分が死にたい時に死のうと決意。生きる事を拒否した肉体は、日に日に衰えていき、ついに命の灯が消えてしまいました。

 

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最後に善児登場

中村主水のような殺し方を得意とした善児

 

大姫の死を知った頼朝は、次女の三幡を入内させるべく小四郎に工作を命じます。同時に、何の証拠もなく、大姫の死は範頼が呪詛したせいだと決めつけ梶原景時を呼べと大江広元に命じました。

 

伊豆で百姓夫婦と共に、茄子を収穫している範頼。そこに無造作に善児がやってきて無関係な百姓夫婦を手にかけます。「さて、次は何を植えようかな」井戸水を汲んで振り返った範頼にすでに絶命した夫婦の姿が映りました。

 

 

「真桑瓜なんかがいいな…」

 

アサシン善児

 

善児が声をかけ、範頼が振り返ると同時に短刀で腹を刺します。最後に善児は夫婦の娘を殺そうと短刀を振り上げますが、娘が鎌を捨てずに善児に向けた事で気が変わり自分が孤児にした娘を養育する事にしました。

 

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47都道府県戦国時代

 

 

鎌倉殿25話「天が望んだ男」

猜疑心が芽生える源頼朝

 

さあて、来週の鎌倉さんは~

 

 

頼朝です。いやー不眠はキツイねー

 

ブチギレた源頼朝は源義経と源行家に出陣

顔中吹き出物だらけになるし、口内炎はできるし、誰もかれもわしに悪意を持って見えて思わず、梶原景時を呼んで皆殺しにしたくなりますよ。

 

え、それは不眠症関係ない、そうかもね、てへぺろ!

 

さて、次回の鎌倉殿は頼朝、全成を困らせる餅を喉に詰まらすってコントかよ!色即是空この3本です。んがぬぐ

 

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カワウソ編集長

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